結論、今いる環境より良いと思われる環境に身を置くために退職します。
良い環境の定義は人それぞれです。
- 人間関係
- 待遇(給与、休日の多さ等)
- スキル向上 Etc.
経営者の仕事は、自社の理念や方針を土台とした上で社員に「ここで長く働きたい」と思って頂ける就業環境と仕組みを整える事ではないでしょうか?
その結果として離職率が下がるわけで…
自社の理念や方針を土台とする
就業者に仕事をして頂く上での大前提ではないでしょうか。
社員の方々も目的が何なのかを分からないまま仕事が与えられたって、やりがいが無いですし、的確な改善・改良も考えられないですよね。
だから、働いている会社の理念や方針が自分にとって合わないって感じるようであれば、とっとと辞めちゃえば良いと思うし、社長も引き留めようがないですよね。お互いツラいしどうしようも無いっスよ。(キツイ言い方になってますが)
長く働きたいと思える就業環境
理念や方針に共感したうえで、それでも離職してしまうのは「前向きな理由」と「後ろ向きな理由」があると思います。
前向きな退職理由
カッコよく言えば「自分の器が会社に収まらなくなった」と判断したから退職するってことですよね。
- 今いる会社より成長性の高い会社に
- 裁量を持って仕事ができるベンチャーへ!
- 副業の収益が上がってきたから思い切って独立 Etc.
上記のような理由で退職する場合、経営者に責任はあります。
同業他社に負けないよう、売上利益を伸ばすべきだし、成長性のある分野を見つけたら経営に響かない範囲で積極的にチャレンジすべき。
前向きに頑張ている社員を埋もれさせないよう、裁量を持たせて仕事できる仕組みも作るべきだし、副業で収益上げている社員が居れば社内ベンチャー立ち上げたっていいじゃないですか。
ですが実際の所、僕が今言った事をできてるかって言われたら20%も出来てません。(目指してはいますが)
全力で努力してても辞めるのであれば、それは社員の器が社長を超えたって事であきらめるしかないですよね。
会社の器を超えてった社員は、退職しても応援したいと思ってます。
後ろ向きな退職理由
- 職場の人間関係が悪化した
- ライフワークバランスが無い
- 仕事がつまらない Etc.
こんなん速攻で解決できるように動くべきですよ。
せっかく理念や方針に共感してくれているのに、こんな理由で退職させてしまっていたら損失でしかありません。
上記のような問題を回避する為に必要なことは
- 社員が抱えている問題を即座に共有できる仕組み作り
- 共有した問題を上司が解決せざるを得なくなる仕組み作り
だと思います。
社員が抱えている問題を即座に共有できる仕組み作り
退職したい当人からだけでなく、その雰囲気を察知した同僚や先輩が、直属の上司・部長・本部長・社長にまで即座に、一遍に共有できる仕組みを作れば、社内全体で問題に取り組む体制を速やかに整えられます。
共有した問題を上司が解決せざるを得なくなる環境づくり
「上司が問題を上に知られる前に隠ぺいする」状況になり得ない仕組みを作る必要があります。
日々の業務に追われているので、めんどくさい事に首を突っ込みたく無いんですよ。人間は弱いので、油断するとそんな楽な方へ流されて行ってしまいます(もちろん私もそうです)でもそこに突っ込んで行かなきゃ会社は良くならないし、社員も働くのがつらくなりますよね。だからこそ挙がった問題を解決せざるを得ない仕組みを作る必要があります。
まとめ
とにかく、社員が頑張れる、働き易い環境作りを徹底的に追及する。それでも退職者がでてしまった時
- 理念、方針が合わない→仕方ない!!
- 前向きな退職→応援する!(そんな社員に魅力を感じてもらえなかった悔しさを胸に日々精進)
- 後ろ向きな退職→先ずそんな環境に気づいてあげられなかった事を謝罪し、応援する!(二度と繰り返さないよう改善)
って感じっす。
後ろ向きな退職→先ずそんな環境に気づいてあげられなかった事を謝罪し、応援する!(二度と繰り返さないよう改善)って感じっす。
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